忘れていた感覚が、息をする。

Breath

夜に手渡される

    まぶしく照っていた太陽も
    雲になだめられるように沈んでいき、
    その余韻を、夕空に残していく紅の色。

    それでも星空を見上げる頃には
    夕空に感動していた心は、星にうばわれ、

    早朝の深い空気が沈んでくる頃には
    星のまばたきに感動していた心は、朝焼けにうばわれる。

    多大な情報の渦の中で、ともすれば「つながり」なんてことも忘れてしまいそうで、ときどき不安になることもある。何かが途切れちゃうんじゃないか、と。

    でも、こうして、夕空と星空と朝焼けと、つながる空のグラデーションを目にすると、なんとかなるんじゃないか、という気にもなる。簡単には切れやしない、と。

    そんなことを考えていると、あっという間に、夜へ流されてしまう。

    今日もまた、しあわせな一日が終わる。

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